2016年9月5日月曜日

水戸黄門 第9部 第4話 「芝居になった悪い奴 - 福島」 セリフ



「芝居小屋は1軒より2軒あった方がみんなが楽しめる。そうすりゃ、それだけこの宿場も賑やかになる。結構なことじゃないか。」

「その封印を切ってはいかん。その封印はあなたが生まれ変わった印だろう。それを破ってはいかん。」

「助さん格さん、みんなで芝居をしましょう。」

「冗談じゃない。あっしが知らないうちに諦めろだなんて殺生ですぜ。」

「これからは仏門に入り、今までのことは悔い改める所存にございます。」

「その方の身を捨ててまでも恩を忘れぬ心気、この光圀、感銘いたしました。」

以上

水戸黄門 第9部 第4話 「芝居になった悪い奴 - 福島」 解説



福島宿

奥州街道の宿場。現在の福島県福島市周辺のこと。


奥州街道

奥州街道は江戸時代における五街道の一つ。今の東京と東北をつなぐ道。


五街道

東海道、中山道、日光街道、奥州街道、甲州街道のこと。

問屋場

といやば。江戸時代の宿場で、人馬を用いて運送業を営んでいた者のこと。


口入屋

くちいりや。職業の仲介、周旋を行う者のこと。

高町

たかまち。縁日のこと。お祭り。


殺生

せっしょう。むごいこと。


代官

だいかん。江戸時代、幕府や諸藩の直轄地において、行政や治安を管理していた役職。

以上

水戸黄門 第9部 第4話 「芝居になった悪い奴 - 福島」 ストーリー



福島に向かう市川東十郎一座が旅の途中でヤクザ者に襲撃される。水戸黄門一行はその一座を助ける。

市川東十郎一座は口入屋の巳之吉に頼まれ、寿屋の宗右衛門が出す芝居小屋で芝居をする予定だった。しかし、問屋場の伝兵ヱがこの芝居をさせまいとして邪魔をしてくる。さらに、この伝兵ヱの裏には代官がついているという。

ケガで芝居を打てなくなった市川東十郎一座に代わり、水戸黄門一向が芝居を打つことになった。芝居の中で悪代官を懲らしめていると、その場に本物の代官が現れて大激怒。

以上

2016年9月2日金曜日

水戸黄門 第9部 第3話 「狐が唄った相馬盆唄 - 相馬」 セリフ



「政を左右するのは何といっても金だからな。」

「唄は喉だけじゃなくて、心だ。」

「いつになっても故郷(ふるさと)とは懐かしいものだ。」

「人間に欲がある限り、争いごとは耐えぬものだ。」

「人盛んにして天に勝ち、天定まりて人に勝つ。といって、非道を行ってきたも者は必ず罰を受けるものだ。」

「引かれ者の小唄とはこのことよ。」

「いたくご立腹だ。」

「その方らに天罰を下さんがために推参いたした。」

以上

水戸黄門 第9部 第2話 「死を賭けた武士道 - いわき」 セリフ



「仲が良いばかりに、喧嘩ばかりしている夫婦もいる。」

「そなたも武士、義のためには命を捨てねばならんときもありましょう。」

「私はそれに先立ってご家老を斬るつもりでございます。死ぬのは私一人で十分。後の者は生きてお家のために働いてもらいたい。」

「そのような決心ならば、止めはいたしません。存分になさるがよい。」

「同じ家中で血で血を洗う争い、耐えられません。」

「友を裏切って何の出世だ。」

以上

2016年9月1日木曜日

水戸黄門 第9部 第1話 「北国への旅立ち - 水戸」 セリフ




「農は国の元。一粒でも多くの米を作れば、それだけ国が豊かになる。」

「文武は車の両輪。いずれが欠けても立派な武士とは言えない。」

「適材を適所に用いられるのが、政を取られる者の心がけ。」

「もろうてしまえば女房の良さが分かる。」

「人の厚情を疎かにしてはいけない。」

「馬には乗ってみろ、人には添ってみろ。」

「妻の心を推し量ってやるのが夫の務め。」

以上